入院1日目。和痛分娩の前処置をする日。
病院に15時に行きました。
入院受付をして、産婦人科病棟へ。
陣痛室(とは言っても普通の大部屋っぽい部屋)に案内され、ベッドに横たわり、まずお腹に機械を装着して赤ちゃんの心音を聞きます。
ものすごい早さ…
赤ちゃんの心音があまりにも早くて不安になりましたが、赤ちゃんは3歳くらいまでかなり心音が早いのが普通のようです。
「赤ちゃんは元気ですね〜」とのこと。
同時にお腹の張りを測定する数値が出てたのですが、、結構張ってる。
まずは子宮口を広げるためにバルーンをいれます。
分娩室(分娩の生まれる直前の最後に行く、1人だけ入る部屋)にベッドのまま運ばれ、担当の先生が入ってきました。
まず子宮口の大きさを確認し、
「まだ2センチくらいですね、バルーン入れましょう」とのこと。
バルーン…
これを入れるのが痛いのかなぁと思っていたのですが…
痛くない!
おぉ、痛くないぞ!
なんか、タンポン入れるような感じ。
これくらいなら全然大丈夫だ…!
その後「麻酔のカテーテル、今日入れますか、明日入れますか?」と聞かれました。
もし今夜陣痛きても、カテーテルさえはいっていれば和痛分娩できる!
そんな風に安易に考えた私は「では今日お願いします。」と言いました。
右利きの私は左腕に生理食塩水を点滴。
それからしばらくして麻酔科医の先生が入ってきました。
メガネをかけた50代くらいの元気の良い女性の先生でした。
「では局所麻酔をしますよ〜」
横向きに寝た私の腰に
ずぶっ
うんうん
まぁ、痛いっちゃいたいけど、一瞬だけだし大丈夫。普通の注射と変わらない。
あとちょっと一瞬変な感じ…うまく説明できないけど腰がぐわんって感じ(変な感じだったのはすごく覚えてるけどあまりにも初めての感覚で、もはやどんな感覚かはっきりとは思い出せない…)
そんな感じのが2回くらいあったんだっけな?
「カテーテルも挿入しました。これで終わりです」
ものすごい痛みを想定してたから、このくらいならうんうん大丈夫。って感じでした。
それからまたあの、心拍数測る装着をお腹に巻かれて「しばらく待ってて下さいね」とのことで、横たわって待っていました。
長い…
ずっと赤ちゃんの心音は早い音でドクドク言ってて、
私のお腹は定期的に張りの数値が高くなります。
その機械の測定数値はMAX100なんだけど、時々100になります。
やっぱり100の時はお腹がきりきり…
なんて言うか、お腹を壊した時の感じと、生理痛の重いやつみたいなのが合わさって押し寄せてきます。
何回か100になったので「もしかして…これ陣痛!?」と思ったのですが
お腹の張りと陣痛は必ずしもイコールでは無いみたい。
どこまでが張りでどこからが陣痛なんだろう…。
とりあえずそのまま待っていると…
「社畜さん、人手が足りなくて放置しちゃってすみません。なんだかんだ2時間経ったので、もう歩いて大丈夫です。部屋に戻りましょう。」
あ、今まで歩いちゃいけなかったんだ、私…。
歩いてみると…
あら、腰…痛い…
カテーテル入れたところが痛いんです。
違和感的な、若干の痒みを帯びたような、青あざを押したようでもあるような、そんな痛み。
あと、生理痛の重いやつみたいなお腹の張りも痛い。
一歩一歩、ゆっくり歩を進め、部屋のベッドへ。
ベッドに腰掛けて、寝っ転がる。
もうこの動作だけでも痛い。
カテーテル…明日にすれば良かった…
でももう後の祭り。
痛い。
看護師さんがやってきて
「社畜さん、カテーテル入れちゃったのでシャワーは浴びれないですけど、顔洗ってきて良いですよ😊」
と言いますが
「すみません、顔洗いに行くのつらいので濡れたタオル下さい」とお願いしました。
顔洗いに行くのも、前屈みになって顔洗うのも、、、無理!
顔を濡れタオルで拭きました。
「体も拭きますか?お手伝いしますよ😊」と言われましたが断りました。
もうとにかく余計な動作をしたくない。
「 本番は明日ですからね、明日に備えてしっかり食べて下さい」と言われ、仕方なく出された食事を無理やり食べました。
…なんてゆーか、とても質素だけど今の私にはむしろ多過ぎる…お昼多かったし痛みで食欲ないしこんなに食べられない…
でも無理やり食べました。
そして就寝。
…
痛くて寝れねぇー!!
2時間くらいねばって寝れなかったので看護師さんを呼んで睡眠薬を貰いました。
あっという間に寝れました(笑)