女性が営業をすることについて
もし私が採用担当になって合否を決める立場になったら、
新卒の女の子を営業職にはあまり採用しないと思う。
よっぽどもうそれはそれは目をギラつかせながら
「私は営業がやりたいんです!」
っていうような子で
「ああ、この子は営業にとても向いてるな」
と思ったら採用するかもしれないけど、
「営業でもそうでなくても良いです」
みたいな感じだったらまず営業にはさせたくないかなー、と思う。
あと、「新卒の」と書いたのは、中途だったらまた違うかもしれない。
中途で、営業の経験をしててそれなりに営業がどんな仕事か理解できてる人だったら採用するかもしれないけど。。
だってさ、、、
なにも分からない新卒の女の子に営業やらせるなんて可哀想じゃない。
能力云々じゃないよ。
新卒の頃の自分を思い出すと可哀想で泣きたくなる。
社会のことなにも分からずやりたいこともはっきりしないのに就職氷河期真っ只中で、とにかくどこか会社に入ろうと必死で、もうそれはそれはたくさん受けてたくさん落ちて、やっと受かった会社によく分からないけどとりあえず入社して、よく分からないけど営業に配属されて、、
なんだかよく分からないけどやることいっぱいノルマいっぱい
毎日朝早く来て夜遅くまで働いても終わらない仕事量
だけどノルマに届かないから営業回りもわーーーーーっとして
そのうちマストな案件がいっぱいになってきて
朝から夜まで予定ぎちぎちで
次の予定に間に合わせるためにひいひい言いながら必死こいてたらもう夕方じゃん!
別にお昼ご飯たべてないのはいいんだけど、
そういえば今日生理2日目なのに朝からトイレ行ってないじゃん!
あ、車の座席に血がついてる!
慌ててウェットティッシュで一生懸命、拭く。
慌ててトイレ駆け込んだらもちろんパンツ血だらけ
しかもコンビニの前にちょっと停めただけのつもりの営業車が駐禁切られてる・・・
はい、罰金♡
そして予定を終わらせて夕方営業所に戻ってきて、
そこから膨大な事務処理の始まり
22時すぎて退社。
23時帰宅、ごはん食べてすぐ寝る。
もちろん太る。
旦那に仕事辞めろと怒られる。
プライベートなんてあったもんじゃない。
アフターファイブ?何それ?
みたいな生活。
たまたま私は生理痛が軽い方だったから良いけど、
同期の女の子は生理痛でイライラしながら営業してるらしく可哀想だった。
妊娠してからは気持ち悪いから朝吐いてから出勤
会社来てからもたまに吐いて
移動は全部車だから運転して車酔いで更に気持ち悪くなって
ふらふらしながらも笑顔で営業して
夕方戻って頭痛と吐き気と戦いながら事務処理をして
やはり残業して帰って
家のトイレで吐く。
へとへとだからごはんとかいいからとにかく寝っころがりたい!
→旦那に仕事辞めろと怒られる。
周囲の営業さんは殆ど男性で、
女性も少しいるど辞める率はやはり高い。
・・・当然だと思う。
なんで自分がまだ辞めてないのかが不思議。
ちなみにその数少ない女性営業はみんな子供はいなくて、
子供産まれた人はもう絶対営業なんかできないから
みんな事務職に転換する。
それなのに会社は「女性活躍推進だ!」とか言って女性の営業職を増やそうとしてて謎すぎる。
子供産まれるまでしかできない仕事を
(もっと言うと妊娠した時点でしちゃいけない気がする)
どうして女性にやらせようとするんだろう。
国が女性活躍推進してるから?
もっと違うベクトルで推進する方法もあるんじゃないの?
・・・そんなわけで、女性は可哀想だから営業極力営業をやらせたくない!
と思うのでした。